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ビザ 2019年11月30日

外国人の就職拡大に追い風!?特定活動46号とは

一般的に聞く就労関係のビザは技術・人文・国際ビザが主になります。ただ、技 術・人文知識・国際業務の在留資格においては,一般的なサービス業務や製造業務 等が主たる活動は認められていません。

それでは最近の日本における人手不足の解消には遠く及ばず、また大卒以上の留学生の日本での就職率が30%程度に留まっている一方、大学卒業後(大学院修了後)日本で就職したいと思っている留学生は65%近いという状況を満足いく形での解消に持って行くことは出来ないものとなります。

それを解消するための在留資格として、特定活動46号という在留資格が2019年5月に出来ました。

今回はその特定活動46号について、解説したいと思います。

 

【どんな人が対象になるか?】

ざっくり言うと、日本の大学もしくは大学院を卒業していて、日本語の能力が高い人が対象になります。

 

・学歴

日本の4年生の大学・大学院の卒業者。(短期大学や専門学校の卒業、外国の大学・大学院の卒業者は対象にならない)

・日本語能力

 日本語能力試験N1又はBJTビジネス日本語能力テストで480点以上。(大学又は大学院において「日本語」を専攻して大学を卒業しても可)

【どんな業務につけるのか】

基本的には「日本語を用いた円滑な意思疎通を要する業務」になります。

これは単に雇用主等からの作業指 示を理解し,自らの作業を行うだけの受動的な業務では足りず,いわゆる「翻訳・通 訳」の要素のある業務や,自ら第三者へ働きかける際に必要となる日本語能力が求められ,他者との双方向のコミュニケーションを要する業務であることを意味する。となっています。

また、「本邦の大学又は大学院において修得した広い知識及び応用的能力等を活用するも のと認められること」という定めもあります。

これは従事しようとする業務内容に「技術・人文知識・国際業務」の在留資格の対象とな る学術上の素養等を背景とする一定水準以上の業務が含まれていること,又は,今後 当該業務に従事することが見込まれることを意味します。

 

【具体的な就業例】

では具体的にはどのような仕事への就業が例として上げることができるかと言うと下記のようなものになります。

 

・飲食店における接客業務

・工場のラインで,日本人従業員から受けた作業指示を技能実習生や他の外国人従業員に対し外国語で伝達・指導しつつ,自らもラインに入って業務を行う業務

※単にラインに入っての業務は不可

・小売店において、仕入れや商品企画等と一緒に,通訳を兼ねて外国人の客に対して接客を行う業務

・ホテルや旅館で,翻訳を兼ねた外国語によるホームページの開設や更新作業、外国人の客への通訳(案内)、他の外国人従業員への指導を兼ねたベルスタッフやドアマンとして接客業務

※ホテルの清掃員としては不可

・タクシー会社にて,観光客のための企画などを行いつつ,通訳を兼ねた観光案内を行うタクシードライバーとして業務(通常のタクシードライバーとして乗務することを含む。)。

※タクシーの清掃員としては不可

・介護施設で,外国人従業員や技能実習生への指導を行いながら,外国人利用者を含む利用者との間の意思疎通を図ったり、介護の業務を行う。

※清掃や衣類の洗濯だけを行うのは不可

 

このように特定活動46号は日本語が堪能であることが少しハードルの高い条件になりますが、業務の範囲はかなり広く様々な業務に就くことができるビザとして注目を集めるものになります。

ご自身の会社に適用できそうか、自分が就職を希望している会社に特定活動46号でビザを取得したいなどあればぜひご相談ください。

 

※出入国管理庁「留学生の就職支援に係る「特定活動」(本邦大学卒業者)についてのガイドライン(2019年5月発布)」から一部抜粋

 

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