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ビザ法律 2020年2月10日

告示定住と告示外定住の違いってなに?

定住者には、「告示定住」と「 告示外定住」があります。
※告示とは、法務大臣があらかじめこういう人はビザが出ると発表しているものです。

予め法務大臣が告示した条件に該当する者・・・「告示定住者」
告示に定めのない該当者・・・「告示外定住者」

【告示定住者(日本によびよせることができる定住者)】
「告示定住者」は1号から8号まで規定されています。(2号は削除されました)
次のような人たちは「在留資格認定証明書」により、「定住者」ビザで日本に来れる可能性があります。

1号:タイ国内において一時的に庇(ひ)護されているミャンマー難民
3号:日本人の子として出生した者の実子(日本人の孫又は国籍離脱後の元日本人の実子)
4号: 元日本人の日本国籍離脱前の実子の実子
5号:「日本人の配偶者等」ビザ(日本人の子)を持つ者の配偶者、又は「定住者」ビザを持つ者の配偶者
6号:日本人か永住者の実子で未成年の者、「定住者」の扶養を受けて生活する未成年かつ未婚の実子
7号:日本人、永住者、定住者、特別永住者の6歳未満の養子
8号:中国在留邦人

【各号の簡単な概要】
◆3号
日本人の孫(3世)
日本人の子として生まれた後、日本の国籍でなくなった人(2世)
日系1世が日本の国籍でなくなる前(子供が生まれたときは日本国籍)の子供の子供(孫=3世)

◆4号
日系1世が日本国籍でなくなった後(子供が生まれたときは日本国籍でない)に生まれた子供の子供(孫=3世)
素行善良要件あり

◆5号
イ 日系2世である「日本人の配偶者等」=(日本人の子)の在留資格をもって在留する者の配偶者です。
たとえば2世の奥さんです。
日系2世である「日本人の配偶者等」=(日本人の子)の意味は、日系1世の「日本人の子として出生した者」が日本国籍を有する(または有していた)場合は、その2世である子供は「日本人の配偶者等」の在留資格になります。
また、その日系1世が日本国籍を有しない間に生まれた子は、前記定住者告示3号により、「定住者」となります。
ロ 「日系2世、3世以外の定住者(非日系人)」の配偶者
ハ 「日系2世、3世の定住者」の配偶者
「ロ」と「ハ」はどちらも「定住者」となります。
「ハ」については、素行善良要件あり
「ロ」、「ハ」とも、日本にいる外国人定住者が、本国にいる妻(夫)を呼ぶ場合であり、日本にいる外国人定住者の在留期間は1年以上が必要です。

 

 

◆6号
本国にいる自分の実子を「定住者」として呼ぶことができるということが書かれています。
ただし、その子供は未成年、未婚であることが条件で、日本に呼んだだあとに扶養することが必要です。
その子供は、実子でなければなりません。実子には、現在の配偶者との間の子、離婚した配偶者との子、死別した配偶者の子、非嫡出子があたります。

次の人たちは、本国にいる自分の実子を「定住者」としてよぶことができます。
日本人(帰化)
永住者
特別永住者
定住者(在留期間1年以上) 日系人の子をよぶときは、その子供の素行善良要件あり
上記の人の配偶者で「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」の子

◆7号
本国にいる自分の養子(6才未満)をよぶことができることが書かれています。
その養子の子供は、日本によんだあとに扶養することが必要です。

次の人たちは、本国にいる自分の養子(6才未満)を「定住者」として呼ぶことができます。ここで言う「養子」とは「普通養子」を想定しています。
日本人
永住者
定住者(在留期間1年以上)
特別永住者

養子には「普通養子」と「特別養子」という2つがあります。「特別養子」というのは、簡単にいうと「前の親との縁を断ち切り、後の親の実子になる」ようなものです。特別養子で、子供をよびよせる場合は、「定住者」ではなく、「日本人の配偶者等」ビザでになります。

◆8号
この8号は、中国残留邦人関係のことが書かれています。
昭和20年頃の戦争時の混乱のための救済措置になっています。

告示に該当しなければ、在留資格「定住者」として、来日することはできません。
ただ、既に他の在留資格で日本に居住する外国人が、「定住者告示」に該当しなくても、「定住者」への変更が認められる場合もあります。
例えば、「入管法第20条第3項」では、短期滞在から在留資格の変更を行う際には、「やむを得ない特別の事情に基づくものでなければ許可しないものとする」とあります。
つまり、人道上の必要があれば、この「特別の事情」に該当すると考えられ、変更は可能だということになります。

次回は更に6号について詳しくみていきましょう。

 

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