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ビザ時事 2020年4月13日

特定技能の申請がネットでも可能に

出入国在留管理庁は、在留資格「特定技能」に関する申請手続きをオンライン化し、インターネットを通じて申請を可能にすると発表しました。
今回は「特定技能申請のオンライン化について」についてお話いたします。

【特定技能の現状】
現在の在留申請手続きは、原則として各地の出入国在留管理局に赴いて紙の書類を提出する必要があります。
中でも特定技能は書類数が膨大にあり、その煩雑さが俎上に上がっています。
特定技能は2019年4月に新設された在留資格で、人手不足が深刻な飲食や介護など14分野を対象に外国人の単純労働を認めます。
政府は初年度に最大4万7千人の受け入れを見込みましたが、実際に資格を取得し在留する外国人は1月末時点で2162人にとどまりました。
◆これまでの手続き(2019年7月25日からオンライン申請開始)
①在留期間更新許可申請
②①と同時に行う再入国許可申請
③①と同時に行う資格外活動許可申請

しかしこの3月から大きく拡張される見通しとなりました。
特に特定技能が対象となるとのことで、現状の膨大な書類数がどのように電子申請かされるのか注目されるところです。

 

◆今回追加となった手続(2020年3月24日からオンライン申請開始)
・新たに就業から就労など在留資格を切り替える際の申請
・就労の資格を得るための申請等

【オンライン申請の利点】
①申請手続きの利便性を向上
②利用者の負担を軽減
③資格の取得を後押し
④窓口の混雑緩和

オンライン申請は特定技能の資格者となる外国人に代わって申請する受け入れ企業のほか、受け入れ企業から委託を受けた弁護士や行政書士などが利用できます。
5年以内に出入国や労働関係の法律で罰せられていないことなども条件とします。
オンライン申請の利用には事前の申し込みが必要で、申請者に個別にIDやパスワードを付与し「なりすまし」を防ぎます。

既に短期滞在や外交をのぞいた技能実習や留学、高度専門職などの申請はオンライン化しています。
入管庁は「今回の措置で永住許可をのぞくほぼすべての申請がネット上でできる」としています。
しかし、運用開始から半年で受け付けた約30万件の申請のうち、ネットを通じた申請は約2250件と低調でした。
対象範囲を広げることで継続的な外国人材の受け入れにつなげたいという狙いもあるようです。

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